日本都市学会第53回大会

  

 

変革期のなかの地域戦略

 

 

          2006年10月26日(木)〜28日(土)

 

                会場:西日本工業大学

 

 

  

 

 

                 主催:日本都市学会・九州都市学会

     後援:西日本工業大学・苅田町・苅田町商工会議所

 

 






 

会プ

     

 

1026日(木) 18:00 20:00    理事会(西日本工業大学 会議室)

1027日(金) 08:30           受付開始

09:30 12:05    研究発表会T

13:00 13:15    開会挨拶(学会会長)

13:15 13:45    日本都市学会賞授与式(第1視聴覚教室)

13:55 14:25    基調講演 吉廣啓子(苅田町町長)

「変革期における京築地域の方向」

14:35 17:00    シンポジウム「変革期のなかの地域戦略」(第1視聴覚教室)

コディネーター:堤 昌文(西日本工業大学教授)

 パネリスト

福井康子(都市経済研究所研究員)

     振興課課員(福岡県地域振興課)

     小森星児(ひょうごボランタリープラザ所長)

     三原晴正(苅田町商工会議所会頭)

     八並康一(行橋市長)

     外井哲志(九州大学大学院助教授)

17:00 17:30    日本都市学会総会(第1視聴覚教室)

18:00 20:00    懇親会

1028日(土) 08:30           受付開始

 09:30 13:25    研究発表会U

  ※大会プログラムの詳細は,10月上旬に学会員に発送しました。


日本都市学会第53回大会テーマ

変革期のなかの地域戦略

                     日本都市学会会長  小森 星児

                     九州都市学会会長  北村 速雄 

 人口減少のステージを迎えようとするなか、経済のグロ−バル化と少子高齢化の進展、さらに三位一体の地方行財政改革を背景に、地方小都市圏は広域的地域連携の推進、地域産業の再生と自立的発展、広域国際交流圏の形成、市民主体による社会参画の実現、安定した老後と安全・快適な生活環境への期待の高まりなどの社会経済的潮流をどう捉え、自立的で且つ持続可能な活路を見出しえるかのターニングポイントに立っている。ここでは従来の目的合理主義による環境的にも脆弱で無機質的な産業開発中心の地域システムを精算し、ソーシャルキャピタル(社会関係資本)の再構築、地域への自発的参加、心の繋がりなどの個々の価値観を意識した個性的で自己組織化できる地域システムが求められている。それには地域力を醸成する基盤とアイデンティティを生むシステムの構築、情報の共有と活用、新産業の創出とインキュベーション的展開(農林水産業を含む)の促進および研究開発、行財政改革、広域行政の推進、政策形成能力の向上、広域連携の強化と交流基盤の整備、循環型社会システムの確立とユニバーサルデザインの推進等を通して、どのような魅力ある地域性を育んでいくかが問われている。

このような地域システムの根源的変革が求められるなかで、いかにして地方小都市圏がテイク・オフできるかに焦点を当て、これら諸課題に対して学際的要素を持つ都市学会において議論を深めていくことは大変意義深いことと考える。

以上のような意図で、今大会では全体のテーマを「変革期のなかの地域戦略」とし、全国から多くの研究者の参加を得て、創見に富んだ発表と活発な議論を通して、これからの地方小都市圏の指針として生きた都市学の重要さがいかんなく発揮されるであろうことを期待するものである。


プログラム詳細

研究発表の募集 (終了しました。)

() 研究発表は同封のはがきで申し込んでください.申し込みは8月25日必着とします.

  学会員以外の方は,官製はがきでまたはFAXで,九州都市学会事務局まで申し込んでください.

特記事項は,@所属・氏名,A研究発表のテーマ,B自宅住所・電話・FAX電話番号,C所属先・電話・FAX電話番号,D電子メールアドレスとします.

  研究発表できる方は,@会員,A会員との連名,B会員団体の所属職員,C主催,協賛団体の所属職員です.

() 発表要旨は次の要領で作成してください.

 @用紙は,A4サイズ,縦長,横書きで2枚以内.

 A余白は,上下25o,左右20oとし,文字数は,ヨコ22字,タテ40字,2段組,段間10o,1760/頁.文字は,10ポイント,明朝体.

 B1頁目の上部7行分は1段組とし,タイトル,所属,氏名に使用します.2行目にタイトル(14ポイント,ゴシック,中央揃え),6行目に所属・氏名(10ポイント,ゴシック,右揃え),本文は8行目から2段組で.(年報掲載論文と同じスタイルになります.)

 Cそのまま印刷原稿としますので.図表は見やすく貼りつけてください.図のタイトルは図の下部に,表のタイトルは表の上部に,それぞれゴシック,中央揃え.

 D詳細は,大会開催担当事務局(九州都市学会)へお問い合わせ下さい.

 E発表要旨の提出期限は9月15日必着です.送り先は九州都市学会(下記)

エクスカーションについてのご案内

  今回、エクスカーションは予定していません.

住所などの確認(終了しました。)

  同封のはがき裏面に,本部事務所で把握している会員のデータが記入されています.確認のうえ,訂正,空欄の記入などを行って,返送してください.訂正等のない方も必ず返送してください.

問い合わせ先

 800-0394 福岡県京都郡苅田町新津1-11 西日本工業大学工学部環境都市デザイン工学科

       早川信介研究室  九州都市学会事務局

       TEL 0930-23-8856  FAX 0930-24-7900 
       
メール hayakawa@nishitech.ac
.jp